【検証結果】2026年10月第1週の監視・見送り6銘柄は1週間後どうなった?

Chart Craft 検証結果 2026年10月第1週。監視・見送り6銘柄の1週間後を検証する記事のアイキャッチ画像 検証結果
Chart Craftでは、候補を出して終わりにはしません。本記事は、2026年10月2日時点で「監視」または「見送り」とした6銘柄について、1週間後の10月9日時点までの値動きを記録した経過観測です。正式な成功・失敗判定は選定から12週後(2026年12月25日予定)に行い、4週・8週は中間評価とします。 第1週の記事では正式候補は0件。監視最上位はスズケン(9987)、次点に大林組(1802)とゴールドウイン(8111)、見送りは東京ガス(9531)、しまむら(8227)、アルフレッサHD(2784)でした。

検証方法

毎週のおすすめ銘柄や「これから上がる株」を探すときは、紹介後に株価がどう動いたかを確認することも大切です。初心者の方が銘柄選びの根拠を評価できるよう、監視・見送りの両方を追跡します。

今回は、初回判定日の2026年10月2日終値と、1週間後の2026年10月9日終値を比較します。短期の騰落率だけで判定の良し悪しを決めるのではなく、底練りが継続しているか、上放れに近づいたか、逆に形が崩れたかを確認します。
  • 起点:2026年10月2日終値
  • 検証日:2026年10月9日終値
  • 対象:前週掲載の6銘柄
  • 確認項目:終値騰落率、週中の値動き、底練り・上放れの進行状況

1週間後の結果

コード 銘柄 10/2掲載区分 10/2終値 10/9終値 1週間
9987 スズケン 監視最上位 2,558.5円 2,600.0円 +1.62%
1802 大林組 監視 2,965.0円 2,850.5円 -3.86%
8111 ゴールドウイン 監視 2,102.0円 2,167.0円 +3.09%
9531 東京ガス 見送り 6,173.0円 5,954.0円 -3.55%
8227 しまむら 見送り 3,200.0円 3,294.0円 +2.94%
2784 アルフレッサHD 見送り 2,220.5円 2,230.0円 +0.43%
6銘柄平均では+0.11%。監視3銘柄の平均は+0.28%、見送り3銘柄の平均は-0.06%でした。1週間・6銘柄という小さなサンプルなので、この差に統計的な意味を持たせることはできません。ここでは「判定後にどのような経路をたどったか」を記録します。

監視最上位だったスズケンは+1.62%

スズケン(9987)は2,558.5円から2,600.0円へ上昇しました。週中高値は2,635.0円で、10月2日終値からの最大上昇率は約+3.0%。一方、週中安値は2,546.0円で、下方向への振れは約-0.5%にとどまりました。
2026年10月第1週に掲載した6銘柄の1週間後の騰落率比較図
2026年10月2日に選定した6銘柄の1週間後の経過観測(10月9日時点)。正式な12週後判定ではありません。
価格は崩れていませんが、当初確認していた上値抵抗線付近を明確に突破したわけでもありません。したがって、1週間後の評価も「上放れ確認」ではなく、引き続き底練りの進行を確認する段階です。

ゴールドウインは+3.09%で監視順位が上昇

ゴールドウイン(8111)は2,102.0円から2,167.0円へ上昇し、今回の6銘柄では最も高い上昇率となりました。週中高値は2,186.0円で、起点から約+4.0%まで上昇しています。 10月9日時点の全市場再走査でも、ゴールドウインは底練り監視の最上位に残りました。長期下落後の安値圏での横ばいと、移動平均線の収斂が進んでいるためです。ただし、正式候補に引き上げるには、上値抵抗線への接近や出来高・需給の追加確認が必要です。

大林組は-3.86% 慎重評価が必要だった

大林組(1802)は2,965.0円から2,850.5円へ下落しました。週中安値は2,836.0円で、10月2日終値から約-4.4%まで下押ししています。 第1週の記事では、業績面は評価しつつも、信用需給の重さと再下落リスクを理由に正式候補へは引き上げませんでした。1週間の価格変化としては下落しましたが、これだけで当初の監視判定が成功だったとは断定できません。

見送り3銘柄は明暗が分かれた

東京ガス(9531)

6,173.0円から5,954.0円へ-3.55%。週中安値は5,791.0円で、一時は起点から約-6.2%まで下落しました。需給面を理由に見送った判断は、少なくともこの1週間では妥当な方向でした。

しまむら(8227)

3,200.0円から3,294.0円へ+2.94%。見送り銘柄の中では明確に上昇しました。 ここで重要なのは、「見送り=下落予想」ではないという点です。Chart Craftの見送りは、当サイトの底練り判定基準で正式候補に必要な条件が不足しているという意味であり、その後の株価上昇を否定するものではありません。しまむらは、その違いを示す例になりました。

アルフレッサHD(2784)

2,220.5円から2,230.0円へ+0.43%。ほぼ横ばいです。第1週ではタイミング面を理由に見送りましたが、1週間後も大きな方向感は出ていません。

「正式候補0件」の扱い|12週後まで判定を保留

1週間後の時点でも、前週掲載の6銘柄の中から、Chart Craftの基準で正式な底練り候補へ昇格した銘柄はありませんでした。 ゴールドウインのように形が改善した銘柄はありますが、短期上昇だけを理由に正式候補化はしません。一方、東京ガスや大林組のように下押しした銘柄もありました。 正式候補0件という当初の掲載記録は変更しません。ただし、1週間後の値動きだけで選定方針の妥当性が証明されたわけではなく、正式な結果判定は12週後まで保留します。

今回の検証で分かったこと

  • 総合評価は「翌週の騰落率ランキング」ではない
  • 監視銘柄でも下落することがある
  • 見送り銘柄でも短期的に上昇することがある
  • 重要なのは、底練りから上放れまでの形が進んでいるかを継続観察すること
特に、しまむらが+2.94%上昇したことは重要です。価格が上がったからといって、過去の見送り判定を自動的に「誤り」とはしません。逆に、下落したから見送りが「正解」とも断定しません。判定基準と実際の値動きを分けて記録することが、検証を続けるうえで重要です。

今後は4週・8週・12週で検証する

「検証結果」カテゴリでは、今後も過去の掲載銘柄について、一定期間後の値動きを追跡します。
  • 1〜2週間後:初動と形状変化を経過観測(成功・失敗は判定しない)
  • 4週間後:第1次中間評価として抵抗線突破、出来高、形状を確認
  • 8週間後:第2次中間評価として上昇の持続性・下落リスクを確認
  • 12週間後:価格・上放れの成立と維持・期間内リスクを総合して正式判定
単発の当たり外れではなく、同じ基準を継続して使ったときに、どのような銘柄がその後上昇転換しやすかったのかを蓄積していきます。

本記事について

本記事は、公開情報およびChart Craft独自の分析基準に基づき、過去の判定とその後の値動きを検証することを目的としています。特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。 株価基準日:2026年10月2日/検証日:2026年10月9日。株価データはJPX総研提供の日次株価データを使用しています。

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